社長のきもち 2021年3月
首都圏の一都三県に発出されていた緊急事態宣言も21日に解除され、安堵感が漂い始めたのも束の間、新型コロナ感染者もここ1週間でまた増え始め、リバウンドによる第四波の懸念が高まりつつあります。宮城県、山形県、愛媛県などでも感染者が過去最高となっており、地方への感染拡大が顕著になっています。また兵庫県をはじめ新型コロナの変異株の感染者も増えており、終息の見えない新型コロナ対応に政府も地方自治体も頭を悩ませています。ワクチン接種の遅れも気になる中、社会活動をどこまで緩和していくのか、正解のない手探りの状態がしばらく続きそうです。
そんな中、東京オリンピック・パラリンピックの聖火リレーが先日福島県のJビレッジから始まりました。東日本大震災から節目の10年を迎える今年ですが、復興への道のりはまだまだ途上にあります。10年経って「ここまで来た」という気持ちと、10年経っても「まだここまでしか進んでいない」という気持ちが混ざり合っているのが現実だと地元の人は語っています。震災で親族を亡くされた被災者の方にとっては、10年の区切りもつかない深い悲しみが今も続いています。聖火の灯が、地元の人たちの、そしてコロナ終息を願う我々国民の希望の力になって欲しいと願っています。
3月に入り、2022年4月入社予定の学生を対象とした採用活動が始まりました。コロナ禍で各社の採用活動もオンラインが中心となっています。コロナ禍で生まれた新しいスタイルの採用活動をダイテックも試行錯誤をしながら続けて行く予定です。
3月11日に広島では全国で一番早い桜の開花となりましたが、その後やや肌寒い日が続いたことから開花から約2週間後に満開を迎えました。自宅近隣の川沿いの桜並木は、七分咲きの状況ですが、これから満開を迎え、散歩を楽しむ人も増えていきそうです。

昨年同様コロナ禍で花見の宴会やイベントは今年も自粛を余儀なくされましたが、桜の花を見ていると、心がどこかほっこりし、優しい気分になりますね。コロナ禍でも元気に咲き続ける桜の花に改めて感動を覚えます。 春本番の4月ももうすぐ始まります。ダイテックでは今年度は5名の新入社員も迎えます。フレッシュな気分で4月をスタートさせたいと思います。