社長のきもち 2025年2月
2月は例年よりも気温の低い日が続き、全国的に厳しい寒さに覆われました。特に寒波の張り出しが強かった日本海側では、例年の2倍以上の積雪となったところも多く、生活にも大きな影響が出ました。
この寒さも26日以降はようやく緩み、気温も上昇していく予想となっていますが、本来ならこの時期に満開になっている梅の花も、今月の寒さの影響で開花がかなり遅れているようです。
先日訪れた地元の梅の名所も三分咲きの状況で、例年は多くの人で賑わう梅祭りも今年は訪れる人も少なく、寂しさを感じる状況でした。
そんな中、帰りに立ち寄った街中の公園では、公園内に植えられた紅梅の木に鮮やかなピンク色の花が開いていました。まだまだ寒い日が続いていますが、この梅の花は春が近づいていることを教えてくれているように感じます。

カシオ計算機は今月14日、EX-word(エクスワード)のブランドで知られる電子辞書の新規開発を中止すると発表しました。
スマートフォンの普及に加え、学校でパソコンやタブレット端末を使うことが多くなっていることがその要因ですが、昨年の国内の電子辞書販売台数は2019年と比べて7割も減少しているのが実情のようです。
電子辞書が発売されたのは1980年代の前半になりますが、それまでは分厚い紙の辞書を使うのが日常になっていました。高校時代は英和辞書や古語辞典などを通学鞄に入れて通学していたのを思い出しますが、持ち運ぶのも重くて大変だった時代でした。
電子辞書が発売されて以降、語学系以外のコンテンツも年々追加され、現在では100以上のコンテンツが利用できるようになっているようです。持ち運びに優れていてさらに数多くのコンテンツが利用できる電子辞書は、まさに万能型の学習用ツールでしたが、その役目もスマートフォンにとって代わられる時代になったようです。
中国のスタートアップ企業、DeepSeek(ディープシーク)社が開発した生成AIモデルが注目を浴びています。生成AIといえば米オープンAI社の「ChatGPT」がフロントランナーとされてきましたが、それに匹敵するとみられる性能を、DeepSeekが中国への輸出が制限されている最先端のエヌビディア製半導体を使わずに実現したことで、「DeepSeekショック」といった言葉が市場を駆け巡りました。
実際にDeepSeekが開発した生成AIを使ったユーザーによれば、ChatGPTを利用した場合よりも、優れた回答を得られることもあり、性能の面でも遜色がないとの意見が多くなっています。
高価な最先端半導体を大量に使わずに、生成AIの開発コストを劇的に下げられる可能性が出てきたことで注目を浴びているDeepSeekですが、ChatGPTはユーザーが自身の入力データを学習に使われないようオプトアウト(利用停止)する機能を用意していることに対し、DeepSeekは現時点でそうした機能を提供していないため、入力データは全て学習に使われることが懸念材料となっています。
その他にも懸念材料があるとされていることからも、普及にはまだまだ大きな問題が横たわっているようです。
3月3日の桃の節句を前に各地で雛人形が飾られています。
「女の子のお祭り」のイメージがある桃の節句ですが、古くは老若男女問わず邪気を払い健康を祈願するお祭りだったようです。
江戸時代には、幕府が祝祭日とした5つの節句のうち、5月5日の「端午の節句」が男の子のお祭りとして浸透し、3月3日の「桃の節句」も女の子のお祭りとして徐々に広まっていった歴史があります。
今の形に近い段飾りの雛人形が普及していったのは江戸時代中期に遡るようですが、お祝いの行事として今も続いていることに、日本の古き良き習慣を大事にする気持ちが表れているように感じます。
「古き良き」の気持ちを今後も持ち続けていきたいですね。
