社長のきもち 2023年2月
寒さが厳しかったこの冬も終盤戦に差し掛かり、冬の名残りの寒さと、春を感じさせる暖かさが互いにせめぎ合っているような気候が続いています。
近郊では菜の花や早咲きの河津桜も咲き始め、日に日に春の気配が高まっています。
暖かくなるにつれて増え始めるのが、花粉の飛散量。西日本を中心に本格的な花粉シーズンが始まりました。民間の気象情報会社の予測によると、2023年の花粉飛散量は、関東や東海、西日本で2022年よりも多くなり、2022年の約1.7倍(多いところでは2~3倍)の飛散量になる見込みです。私もこの時期花粉症に悩むその一人ですが、今年はしっかりと対策しながら乗り切っていきたいと思います。
ダイテックでは「製造業の3D CADデータの全社活用」を支援するサービスとして、L社が開発及び提供しているXVL製品の販売、導入支援、コンテンツの制作などを2016年より行っています。
XVL (eXtensible Virtual world description Language) は、XML (eXtensible Markup Language) をベースとした世界最高水準の基本性能を備えた超軽量 3D フォーマットで、XVL を用いることで、3D CAD などで生成されたデータを数百分の1 にまで軽量化することができ、スマートフォンやタブレットでも軽快に閲覧することができます。
ダイテックではこのXVLデータを有効活用した多機能型の電子マニュアルを2017年に開発し、その後もXVLに関する独自のソリューションを製造業のお客様に提供してきました。
さらに昨年から、Web3D(Web上での3次元グラフィックスの表示とその仕組みの総称)に対応したクラウドサービス型のXVLソリューションを開発し、サービスを開始しました。
今回このクラウドサービスの最初の導入企業となっていただいたお客さまを訪問し、工場見学と今後の3Dデータの全社活用、DX推進についてディスカッションさせていただきました。
老舗メーカーでありながら、常に進化を求めて企業活動されているように感じました。
今回の3Dデータの全社活用とDX推進についても社長自らが先頭に立ち推進しようとされている姿にとても感銘を受けました。我々に対する熱い期待も寄せていただいており、ビジネスパートナーとしてこの推進活動を支援していきたいと思います。
さて国内自動車レースの最高峰であり、高い人気を持つSUPER GTのGT300クラスに出場する「スバルBRZ GT300」の企業スポンサーに今年からダイテックも加わります。
自動車関連のマニュアル制作に長年携わってきた会社として、モータースポーツの世界に微力ながら関わっていければと思っています。
SUPER GTの 今年の国内レースは、4月15・16日に「岡山国際サーキット」で第1戦が開催され、11月4・5日に開催される「モビリティリゾートもてぎ」の最終戦まで計8戦のレースが予定されています。先週メディアと企業スポンサー向けに富士スピードウェイでシェイクダウンのイベントがあり、今年の出場カーのお披露目がありました。
ダイテックの会社ロゴも今回から出場カーに加わり、今年のレースでの活躍と優勝(昨年は準優勝)を応援していきたいと思います。
